私が好きなシルバーブランドの一つに、「トラヴィスワーカー」というブランドがある。渋さや男らしさ、武骨さの中にも遊び心がある。個人的にはかなり好きな世界観を持つブランドだ。
そんなトラヴィスワーカーについて語っていきたいと思う。
トラヴィスワーカーとはどんなブランドか
トラヴィスワーカーは、アメリカ生まれのトラヴィスワーカー氏が手がけるブランドである。トラヴィス氏はカリフォルニア州のマリブで生まれ育ち、15歳からレザーワーク(レザー作り)を始めた。
その後、レザーとシルバーを組み合わせたアイテム作りを始めるのだが、それによってトラヴィス氏は次第に頭角を現していく。あのシルバージュエリー界の巨匠ガボール氏をも唸らせるほど、トラヴィスのレザーとシルバーを扱う巧みさは群を抜いていた。
そんなトラヴィス氏のアクセサリー作りのモットーは、自分の好きなものを作ること、である。
実際、某雑誌のインタビューには、このような言葉も残している。
『”俺が好きなものを作る”、シルバーを作る上で、それ以外のメソッドはないね。』
と。
それがトラヴィス氏のモットーであり、アクセサリー作りの唯一のメソッドであり、そしてトラヴィスワーカーというジュエリーの世界観になっているわけである。
また、トラヴィスワーカーのアイテムには、「100個限定」で作っているものも多い。個数を100個に限定しているのは、その根底にトラヴィス氏の『そのシルバーをその人だけの特別なものにして欲しいから』という想いがあるからである。
実際、トラヴィス氏のアクセサリー作りにかける想いは本物だと感じる。
私も100個限定のアイテムはいくつか所有しているし、限定じゃないアイテムも所有しているが、どれも心を動かされる。理屈じゃ説明できない良さがそこにあるのだ。それもきっと、アイテムにトラヴィスの想いが詰まっているからだろう。
トラヴィスワーカーの魅力
トラヴィスワーカーのどこに魅力を感じるかは、その人それぞれだと思う。人それぞれ、感性は違うし、価値観も違う。
ちなみに私が魅力を感じているのは、トラヴィスワーカーの持つ世界観である。世界観、と言ってもだいぶ抽象的な表現になってしまうが、要するにそのアイテムの醸し出す「雰囲気」が魅力だと思う。
トラヴィスワーカーのアイテムは一見、渋さや武骨さを貫く王道デザインのように見えて、実際にはどこか「遊び心」もある。
「型にハマって欲しくない」
そんなトラヴィス氏のメッセージが込められているように思えるのである。
渋さや武骨さというベースの中に垣間見える遊び心。その世界観こそが、私はトラヴィスワーカーの魅力であり、良さだと思う。
これからも私は、このブランドを応援し続けるだろう。以上、トラヴィスワーカーに関してであった。
-ユキヒデ-
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